2017-06-08 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
さらに、九条改憲発言に見られるように、日本を戦争できる国へとつくりかえようとするものにほかならないということを指摘して、私の発言を終わります。
さらに、九条改憲発言に見られるように、日本を戦争できる国へとつくりかえようとするものにほかならないということを指摘して、私の発言を終わります。
何よりも、九条改憲発言についてです。 そもそも憲法九条は、戦争放棄、戦力の不保持、交戦権の否認を定めており、集団的自衛権を行使し、海外での戦争に参加することなど、到底認められるはずがありません。歴代政府自身が、自衛隊は自衛のための必要最小限度の実力組織であるから憲法に反しないとし、集団的自衛権は認められないとしてきたのです。
さらに、安倍総理は、九条改憲発言までも行いました。こうした動きと一体となって、物言えぬ監視社会をつくり出す共謀罪法案は、まさに現代版治安維持法というべきものであり、日本を戦争する国へ変質させるものです。 憲法違反の共謀罪法案を強行採決することは絶対に許されません。廃案を強く求め、金田法務大臣不信任決議案に賛成の討論を終わります。(拍手)
さらに武器輸出禁止の法制化を拒否し、九条改憲発言を繰り返す奥野法相の擁護、竹田前統幕議長の重大発言への弁護措置、わが党の追及で明らかになった待機命令前の参戦準備態勢、自衛隊法の改悪の意図の表明等々、自民党鈴木内閣の危険な本性をあらわしたものではないでしょうか。